手軽に始められると言われている「メールマーケティング」ですが、初めてみたものの効果はいかがでしょうか。「効果が出ない=課題である」となかなか認識されづらいものですが、今一度どういったステップに立ち返るべきなのか、ぜひ手順をご参考ください。これから導入をされる方は導入ステップとしてもご活用ください。

目次
>「メールマーケティング」とは
>実施手順
>成功のポイント3つ
>まとめ
>「メールマーケティング」とは
メールマーケティングとはマーケティング施策のひとつで、メール配信を通じてユーザーにアプローチし、コミュニケーションを図って、コンバージョン達成へとつなげるマーケティング手法です。別のブログ記事でも触れておりますので下記ご参照ください。
メールマーケティング手法
「メールマーケティング」いくつか方法があるのご存知ですか?
マーケティング
「マーケティング」の目的を正しく理解できていますか?
>実施手順
7ステップに分けて紹介いたします。
① 目的と目標の設定
何を達成したいのかを明確に設定してください。具体的であるとよりよいでしょう。KGI(重要目標達成指標)やKPI(重要業績評価指標)を決めることにつながります。
顧客に商品を「購入してもらうこと」を目標にした場合、目標が遠い位置になってしまいますので、「見込み客の創出」「見込み客の育成」~開封数やクリック数を設定するとよいでしょう。
② 手法の設定
マーケティングメールにはいくつか種類があります。そちらから適切なものを選択するのが良いでしょう。
メールマーケティング手法はこちらのブログをご覧ください
「メールマーケティング」いくつか方法があるのご存知ですか?
③ システムの選定
①②の決定をもとにシステムの選定に入ります。送信先の数や内容を基準に選定することができます。弊社紹介ツールの活用はこちらの資料もご覧ください。
HubSpotのマーケティングツールはこちらの資料をご覧ください

④ 配信リスト作成
既存の顧客リストや、個人管理しているままの名刺等々、送信先の企業名・氏名・メールアドレスがわかっているものについては送信することをおすすめします。ただし、③で選定したツールによって送信数が限られたりすることもありますので優先順位をつけておくこともひとつの手段です。
⑤ シナリオ設計/コンテンツ作成
実際に配信したあとどのような経路をたどって受注に至るのか、シナリオを設計し、そのルートに乗せながらまたは乗っていない場合はどのように誘導するのかを検討するためのもとになります。またシナリオ(カスタマージャーニー)はターゲットや市場によって変化しますので定期的に振り替える必要があります。
その「経路」において、どのような資料を展開するのか、なにに誘導するのかという設計になりますが、そのための資料・ランディングページ(=コンテンツ)の作成も欠かせません。
⑥ メール配信
ツールを使って配信することのメリットは
・属性を選択できる
・メール送信予約ができる(作成後タイマー設定ができる)
・ユーザーに対してより適切なタイミングで情報提供ができる
主に上記が挙げられます。
ツールによってはメールの開封履歴や添付資料の閲覧有無等も確認することができますので、ツール選定時の機能理解が重要なことを改めてお伝えいたします。
⑦ 効果測定・検証・改善・再実施
設定・想定した目標に対してどのような結果が得られたのかを測定しましょう。効果測定ができるツールであることも大切なポイントです。
>成功のポイント3つ
目的達成のための順序を紹介して参りましたが配信におけるポイントはこちらです。
◆ 適切なタイミングで適切な相手に送信する
◆ さまざまなパターンを検証する
◆ 中長期スパンで考える
中長期的にさまざまなパターンを検証しながら配信をしなければ、効果の波を図ることはできません。1件1件の細かい検証よりも蓄積されたデータを相対的に分析していくことが重要です。
>まとめ
以上「メールマーケティング」のスタート~運用ついてご紹介して参りました。これから始める方も、運用がうまくいっていないと感じていらっしゃる方もご参考いただけますと幸いです。
メールマーケティングにご関心をお持ちのはこちらの資料もご覧ください