バウンスメール(bounce mail)とは、送信したものの跳ね返されてきたメールを指します。簡単に言うと「配信できなかったメール」のことです。
メールが届かないということは、メールを送信した相手のメールボックスにメールが届くまで、もしくは受信者が正当なメールと認識するまでに、何らかの支障が起きたものと考えられます。
■バウンスが発生するタイミング
■バウンスメールの種類
■バウンスメールを送信し続けるリスク
■バウンスの確認方法
■バウンス解除依頼
■バウンスが発生するタイミング
メールのバウンスが発生するタイミングは大きく分けて以下の3つのパターンに分かれます。
SMTPエラーの場合
相手先のメールサーバーには接続できるものの、SMTPのセッション中に何らかの問題が発生したケースです。
宛先のメールサーバーに接続できない場合
相手方のメールアドレスが存在しない、サーバーに接続できないケースです。ネットワーク障害のために不達になることもあります。
送付完了後のエラーの場合
相手方のメールボックスに送付はされたものの、何らかの理由でバウンスメールが送り返されてくるケースです。
■バウンスメールの種類
ハードバウンス
通常は永続的なエラーを示しますが、厳格なEメールセキュリティーフィルターによって発生することもあります。
ソフトバウンス
受信者側のサーバーの一時的な問題、または別の一時的な技術問題を示します。ソフトバウンスの対象となったコンタクトは、引き続きEメールの受信対象にできます。
保留バウンス
送信側または受信側のEメールサーバーのいずれかで、一時的な技術問題が発生したことを示します。HubSpotは、最大72時間にわたってEメールの送信を試みます。メッセージがその時間内に配信されなかった場合は、ソフトバウンスになります。
グローバルバウンス
3つ以上のHubSpotアカウント上で恒久的な理由により発生したハードバウンス。恒久的なバウンスには、ユーザーが不明な場合とメールボックスがいっぱいの場合があります。グローバルバウンスは、すべてのHubSpotアカウント上で以降のEメールから外されます。
■バウンスメールを送信し続けるリスク
バウンスメールを送信し続けると、受信側のメールサーバーにスパムメールや迷惑メールと疑われ、受信を拒否(ハードバウンス)されてしまうリスクが高まります。
HubSpotメール配信でバウンスメールがあった場合は、Eメール送信者として企業の信頼性を確保するために、以降のEメールではHubSpotによってこれらのコンタクトが除外されます。
■バウンスの確認方法
・バウンスが発生したコンタクトが含まれるEメールの名前をクリックします。
・[受信者]タブをクリックします。
・左側のサイドバーメニューで、[バウンス]をクリックします。
・受信者をクリックして、バウンスが発生した理由の詳細を表示します。
■バウンス解除依頼
※バウンスの原因が解消できた場合は、HubSpotサポートへバウンス解除依頼をすると、コンタクトへメール送信が再開できます。
■さいごに
バウンスメールは、メール配信をする際に、切っても切り離せないものです。
メール配信した後は、HubSpotの受信者情報からメールの送受信情報確認をおすすめします。
私たちは、HubSpotの導入支援・運用支援サービスを展開しております。リードジェネレーションからナーチャリングに課題をお持ちのお客様に対してデジタルインサイドセールスというサービスもございますので、お気軽にご相談ください。