何かを始めようとする場合、まず思うのは「何から始めることが良いのか?」
ここで思考停止してしまう大きな要因が、「最初から効率的に進めたい」という気持ちです。短い時間で、答えを出していくことは理想ではありますが、「急がば回れ」です。急ぐ時こそ、体系的に考え、最終ゴールとマイルストーンが何かを考えることが必要です。
目次
> 3C×SWOT
> まとめ
> AsIs - ToBe - ToDo
『現状把握』と『あるべき姿』を考えるフレームワークですが、よくやってしまう事として、あるべき姿:ToBe から考えることが有ります。ただし、 現状把握:AsIs をしっかり可視化できないまま進めてしまうと、自社のポジショニングや強み、弱みが明確にならず、あるべき姿を描くことになってしまい、AsIsとToBeの間に設計する 課題設定:ToDo が曖昧になることが有ります。
よって、『AsIs:現状把握』をしっかり行うことが重要です。
> 3C×SWOT分析
例えば当社では、売上構成比の分析や3C×SWOTなどのフレームワークを用いた可視化を実施します。
特に 「3C×SWOT」分析 は丁寧に細かく実施することをお勧めします。分析の質で、見えなかったものが見えたり、課題設定することができるからです。
ここで重要なのは、3C分析における「Company」と「Customer」と「Competitors」の3つの事象それぞれの関係性を具体的に落とし込むことです。
※3つの事象それぞれの関係性は図の矢印(オレンジ)①~④を指します。
まずは、自社の強みと弱みの洗い出しが始め、市場や競合他社との関係性から機会(Opportunity)、脅威(Threat)を洗い出します。後は、上記図の矢印(オレンジ)に書かれている項目を落とし込むことになります。
> まとめ
今回は、現状把握についてお話しさせて頂きました。
ツール導入を検討されている方でも、まずは自社の強みや弱み・機会や脅威について知ることで何に着手すべきかを可視化することが大切だと感じます。当社では、御社における「3C×SWOT」分析をさせて頂くこともできますので、BtoBマーケティングコンサルティングに興味を持って頂いた方は是非、ご相談ください。