HubSpotでは、文字の色やフォントの大きさも自由に変更できたり、画像やボタンを挿入することで、メールを受け取った相手にビジュアリティな訴求が簡単にできます。ただし、実は意外な落とし穴があることはご存知でしょうか?
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BtoBビジネスメールの常識とは?
一般社団法人日本ビジネスメール協会が毎年行っている「ビジネスメール実態調査2022」によれば、「仕事上、メール形式は通常何を使っていますか」というアンケートに、「テキスト形式」と回答している人は60%という調査結果が出ています。BtoCに比べて、BtoBのメルマガではまだまだHTMLメールは少ないということです。つまり、HTMLメールで送ったとしても、テキストメールに変換されて受け取られています。
送信したメールが、どのような形で受信されているか見たことはありますか?
実際、私の担当させて頂いているお客様では、大手企業であることから、グループ全体で、メールセキュリティに対する意識が高く、HTMLはテキストへ自動変換される設定をされていました。
結果、同じグループ会社へのメール一斉送信を行った際に、HTMLがテキストに自動変換され、非常に見にくく、スパムメールに近い状態で届いていました。追跡をつけることによって、ランディングページのURLは5行以上に長くなり、改行も幅も広くなっていました。
配信したメールがどのように受け取られているか、全てを把握することは不可能ですが、最低限プレーンテキストメールの設定は必要不可欠です。
対策:マルチパート配信の設定が重要
マルチパート配信とは、HTMLメールとテキストメールの両方を配信する仕組みのことです。マルチパート配信を行うことで、HTMLメールを受信出来ない場合に自動的にテキストメールが配信されます。他のMAツールでもある機能ですが、HubSpotの場合、見落としそうな場所にあるので、ご紹介いたします。
◆HubSpotのプレーンテキストEメールの設定方法
HubSpotアカウントにて、[マーケティング] > [Eメール]の順に進みます。
更新するEメールの上にカーソルを置き、[編集]をクリックします。
[設定]タブをクリックします。
>プレーンテキストとウェブバージョン]をクリックします。
[プレーンテキスト カスタマイズ]をクリックします。
プレーンテキストEメールに変更を加えて、[更新]をクリックします。
※複製したメールの場合、過去の設定情報が残っていますので、必ず修正必要です。
HTMLメール作成と合わせて、プレーンテキストメールの編集もセットで行う事を忘れないようにしてください。
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